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リサラーソンの鳩

先日新宿伊勢丹に行きました。

そこで、この鳩を買いました。

鳩

こういう置物系はなるべく買わないようにしています。
だって置くところがないし・・。

でも何度も目が合ってしまい、
棚の上から私を見下ろすこいつが気になって。
リサラーソンさんの作った置物は
以前に六本木のミッドタウンで見かけて気になったいました。
そんなこともあって、つい連れてきてしまいました。

早速玄関に飾ります。
もうずっと前から我が家にいるような顔をしています。
他に置いて有る物達も随分前に(私と目があって)
我が家に連れてきたのです。

鳩2

折しも終戦記念日の直前のことだったので
平和の象徴である鳩を
思いを込めて飾りました。

私の父は戦争経験者です。
空襲で家を失いました。
私のおじいちゃんは事業家で
工場を経営していたのですが
戦争に協力するために
工場を国に無償で提供し
軍事工場になっていた(火薬を作っていた)そうです。
そこを狙われて
工場も家も全て焼き払われてしまいました。

私は空襲の日の話を何度も聞いて育ちました。
あと一年戦争が長引いていたら
父も戦争に行っていたでしょう。
隣町からうら若き青年達が
特攻隊となって旅立っていったそうです。
幸いなことに父の家族は生き残ったのですが
多くの友人や親戚を亡くしました。
防空壕の中で蒸し焼きになった人たちの姿や
それをどうやって葬ったか。
悲しい話を沢山聞きました。
被害者の殆どが罪のない一般市民たちです。
被害者達の行き場のない怒り。
悲しみ。
本当に行き場がないのです。

そして父は戦後の混乱の中で
折角戦争で生き残った
全ての兄妹を病気で失っています。
戦争は終わっても悲しみは終わらないのです。
さんざん泣いて我慢して
挙げ句の果てに「この戦争は間違っていた」と言われる始末。

母は東京の人間なのですが
微妙にずれて東京大空襲を避けることが出来ています。
でもその日の真夜中、空が真っ赤だったことや
ものすごい音がしてぶるぶる震えながら家の中に隠れていたこと
空襲後の炭化した人間の様子など
いろいろ話してくれました。

おがげで私たち子供は
他の家の子よりも戦争の恐ろしさを知ることが出来ました。
そしてどうやったら爆撃を逃れることが出来るかなど
変な事も教えられて育ちました。
もし何かが爆発したら
まずとっさに床に伏せること。
その際、目と耳と鼻を両手で押さえて息を止めること。
こうすると、何かか爆発したあとに起きる真空状態(一気に酸素が燃え尽きるので)
で起こる「眼球の飛び出しや鼓膜の破れ」が防げるそうです。
映画の中ではヒーローはどんな爆発にあっても滅多に死にませんが
実際には目が飛び出し、内臓も飛び出して
手足はちぎれ
鼓膜が破れた人はその衝撃で大声を出して叫び、
それはそれは悲惨な状態が起きるのです。

二度と戦争なんてありませんように。
戦争はいけない、絶対に。
絶対に、絶対に、絶対に。

そして今のこの幸せが
多くの人の犠牲の上にあることも
忘れないでいたいと思うのです。

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プロフィール

きもとももこ

Author:きもとももこ
自然の多い西東京で
絵本を作りながら暮らしています。

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