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砂による犬の腸閉塞

昨日も一昨日も、Pさんの事で熟睡できませんでした。

昨日、病院で先生にPさんを預けた時、
この子とは、ひょっとしたら
もう生きて会えないかもしれないと思う程Pさんは衰弱していました。
預けるしか無かったけれど
預けるよりも最後は家で看取った方が良かったかも、と
家に帰ってから後悔するくらい
Pさんの状態は悪かったのです。

でも、さすが獣医さんはすごい。
この後、適切な処置をしてくれ、
Pさんは次の朝に大量の砂のうんこをしたのでした。
病院に入院した後、血管から点滴を受け
お昼ご飯を無理矢理食べさせられただけで
ほぼ持ち直したようです。
夜ご飯も朝ご飯もきちんと食べたとの事。

どちらも家では出来なかった事で
適切な処置があったからこそ
Pさんは元気になったのです。
どんなごちそうも、
家では、食べようとしなかったのですから。

特に点滴は重要な様で
私がネットでさんざん調べた所によると
腸閉塞になった犬に
水分や養分を点滴で補給する先生は多いようです。

ただ、レントゲンに写らない物が詰まってしまっている場合、
点滴の結果、飼い主は犬が元気になったと勘違いして
すっかり安心してしまい、
時間が経って腸が壊死し
結局死んでしまう場合もあるようです。

腸閉塞の時は便が出ません。
粘液状の物は出ますが、普通の便は出ません。
食べていないから出ない、と言うのもありますが
普通の犬は人間と違って
食べた物が7、8時間で便となって出てくるのです。
にもかかわらず、何日間も便が出ないのは
一見普通に見えても危険なのです。
腸が動いているかどうかは
超音波の検査で分かります。
便が何日出ていないのかは
普通の飼い主ならば把握しているはずです。

犬が病気になったときに助けられるかどうかは
飼い主があらかじめ信用できる獣医さんを見つけておいて
いざと言う時に早めに医者に見てもらえるかどうかにかかっていると
今回つくづく思いました。

犬はしゃべれないのです。
いつも様子を見て、変だな、と思ったら医者に行く。
人間は救急医療がありますが、犬には基本的にありません。
休日でも獣医さんが見てくれれば良いのですが、
見ないと言われればそれまでです。
休日に具合が悪くなって
月曜日まで待っていては、助かるものも助からないのです。
だからこそ、普段から
良い獣医さんを調べておく必要があるのです。
普段から繋がりのある良いお医者さんなら、
場合によっては休日でも対応してもらえます。


今日の朝、先生から「砂のうんこが出ました」と電話がかかってきました。
砂を食べてから約48時間後の事です。
家族はみんな涙ぐんで、抱き合って喜びました。

病院にお向かえに行ったときには
預けたときとは別の犬のように元気になって
よっぽど家に帰りたかったのか、
診察台から転げ落ちたPさん。
Pさんを撫でてやると、私の口元をぺろっとなめました。
ああ、Pさんが生きている。
先生がおっしゃるには
砂が詰まって腸閉塞になった犬を看たのは初めてだそうです。
普通はそんなに沢山食べないんですよね…。
私もまさかそんなに食べていたとは思いませんでした。
普段食べるドッグフード一回分以上の量を食べていたようでした。

私はネットで探して、砂を食べて腸閉塞になっている犬を2匹見つけました。
一匹はPさんと同じで高齢犬。
手術が出来ないから、自然に出なければ死んでしまう可能性が高かったけれど
点滴で様子を見た結果、砂のうんこが出たそうです。
もう一匹は、まだ若かったため
すぐに手術をし
ぎちぎちに詰まった砂を出したと言う例でした。
こちらも、術後2、3日で退院したそうです。

砂による腸閉塞で犬が死んでしまった例は
幸いな事に見つかりませんでした。

家に帰って早速玄関でうんこをしたPさん。
いつもだったら「こんな所でうんこをするな!」と怒る所ですが
なんだか、うんこが嬉しい私。
でもやっぱりまだ本調子ではないようで
下痢便が続き、血便も出ています。
でも腹痛は無い様子で
腸の壊死も無かった様子。

点滴の跡がまだ痛々しく
寝不足でちょっと疲れた感じのPさん。
早速チーズをあげる私。
だって約束だもん。
お座りしてチーズを貰おうとするPさん。

Pさんチーズ

平和が戻ってきました。
これが我が家のいつもの風景です。
いつもの生活って
いつ変化してしまうか分からない…。
いつなくなっちゃうか、分からないんですよね。
わかっているのだけれど、忘れてしまう事。

Pさんがいなくなるだけで、
我が家の「普通」は無くなってしまいます。
でも、Pさんは数年のうちに寿命が来て
必ずいなくなります。
犬なんだから…。

飼い主は必ず、飼い犬を見送ってあげなくてはいけない。

でも、Pさんが元気になって本当によかった。
もうしばらく傍にいてくれる。

今、お気に入りの段ボールの中で
いびきをかいて寝ています。

先生、本当にありがとうございました。
もう砂は絶対食べさせません。



※この後、一週間程下痢と血便が続きました。
 様子を見ながら心臓病用のフードに切り替えたら
 やっと下痢も血便も止まりました。

 とりあえず、腸はもう大丈夫の様子。
 良かった〜。

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プロフィール

きもとももこ

Author:きもとももこ
自然の多い西東京で
絵本を作りながら暮らしています。

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