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Pさんの命日

12月4日はPさんの命日でした。

もう1年経ったんだな、と
いつもPさんがいた場所を見ると
そこではクロちゃんが寝ている筈なんだけれど
この日は家にいませんでした。

実はこの日クロちゃんは
恐怖の去勢手術をしていたのです。

クロちゃんは
大好きな先生に会えるので
病院へ行く時は大はしゃぎです。
私は、この様子を
「言葉がわからないって幸せかも」と思いながら
見ていました。

この病院では、
まず去勢手術の一番最初に
エリザベスカラーをつけられます。
点滴の針を舐めとってしまっては大変だからです。

クロちゃんはこのエリザベスカラーが嫌でたまりません。
なんで嫌かっていうと
エリザベスカラーにボタンが付いていて
それを止める時に大きな音がしたから。
その音がすごく怖かったのです。
大暴れするのをみんなに押さえつられて
益々、怖くなってしまいました。
さすがのクロちゃんも鼻水を飛ばしました。
(クロちゃんは、普段鼻水を飛ばさないボストンテリアです。珍しいでしょう?)

次は点滴。
針を入れる時も抑えられちゃうから
もう、死にそうな顔になってました。

少し前まであんなに嬉しそうにはしゃいでいたのに
意気消沈して
ぐったりするクロちゃん。

このあとすぐ
恐怖の手術は始まりました。

手術は日帰りです。
麻酔が完全に切れた頃、お迎えに行って
元気がないクロちゃんを引き取りました。

家に帰ってきたクロちゃんは、
慣れないエリザベスカラーに
四苦八苦。
取って欲しくて
「キャイーン、キュウーン、アウアウ、ウウーッ」と
泣きわめきます。
でも取っちゃダメ。
絶対取っちゃダメ。
そう先生から言われていたので取りませんでした。

3日間ほど元気が無く
寝てばかりでした。
DSC_0422.jpg

きっと術後痛かったのだと思います。

その後、一週間後に抜糸。

でもまだ傷が完全じゃないってことで
エリザベスはそのまま。
3日ほど置いて
大嫌いなエリザベスカラーを取ってやると
クロちゃんは嬉しそうに
クルッと一回りして
小躍りするように跳ね回りました。

こうして、
クロちゃんの去勢手術はやっと完了しました。



Pさんの命日は
クロちゃんの去勢手術でバタバタしているうちに
終わってしまいました。

娘はPさんの命日、線香を灯して
弔っていました。
「おかあさん、どうしてPさんは死んでしまったの?」
今更ながら、そう聞く娘に
心臓奇形について色々と説明します。
涙ぐむ娘。
でも、もう、仕方なかったんだと
諦めたような
悲しい気持ちになった
12月4日でした。





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プロフィール

きもとももこ

Author:きもとももこ
自然の多い西東京で
絵本を作りながら暮らしています。

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